今回は1893年に発行されたフランス領チュニジアの20フラン金貨のご紹介です。
アフリカ金貨はヨーロッパ金貨に比べて手頃な値段のものが多いのですが、ヨーロッパ列強の植民地であった国が多かったためかデザインも洗練されているものが多いです。
フランス領チュニジア20フラン金貨の概要




| コイン名称 | フランス領チュニジア20フラン金貨 KM227 |
| 製造元 | パリ造幣局 |
| 製造年数 | 1893年 |
| 製造枚数 | 80万〜100万枚? |
| 素材 | 金(K21.6) |
| 重量 | 6.45g |
| 鑑定 | 未鑑定(VF〜EF) |
| 購入額 | 31,000円 |
当時のチュニジアはフランスの保護下(植民地)にあったため、通貨も当時のフランスの通貨単位であるフランが使われています。
この金貨は流通貨として毎年100万枚近くは鋳造されていたようですが、今現在の残存数は不明です。
フランス領チュニジア20フラン金貨との出会い



もともと狙っていたコインという訳ではなかったのですが、あるコインのネットオークションの出品物を見ていた際にデザインが気に入ったこと、値段も手頃が手頃だったこと、他の方の注目度も少なかったことから入札に参加し、無事落札できました。
オークショニア側のコイン評価はVF〜EFとのことですが、鑑賞する分には十分綺麗な状態です。


